4月6日(水)に『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』日本語吹替版制作発表会見が実施されました!
先週より、すでにインターナショナルの31のマーケットでアメリカよりも先に公開され、早くもイギリスフランス、スペイン、ドイツなどの主要国で一位を獲得し、盛り上がりつつある本作。この度実施したイベントでは、開幕早々日本語吹替版予告編をお披露目した後、いよいよ満を持して、つい1週間前に収録を終えたばかりのキャスト陣に加え、DREAMS COME TRUE 中村正人さんも登壇!木村昴さんのビデオメッセージも届くなど、賑やかなイベントとなりました!
前作から続投、約2年ぶりに『ソニック・ザ・ムービー』へと帰ってきたソニック役中川大志さん、ソニックの宿敵ドクター・ロボトニック役山寺宏一さんと、この最新作から本格登場となる大人気キャラクター・テイルスを演じた広橋涼さんが登壇した本イベント。
前作公開当時のイベントで「ソニックにまた会いたい!」と再会を熱望していた中川さんは、今作での新たな冒険の始まりに関して「収録が終わって放心状態でした!前回もそうだったんですが、今回もふらふらになるくらいの収録で今回は益々冒険のスケールもアップしていますし、ロボトニックに加えて新たに立ちはだかるナックルズなど敵もパワーアップしてるのでアクションがかなりかっこよく、そしてアツいシーンも多くなっているのでそこはエネルギー使いながら臨みました!」と述べ、収録現場はアドレナリンが噴出するようなエキサイティングな現場であったことを窺わせました。また、ストーリー、登場人物、共にパワーアップした本作で、前作からパワーアップしたと感じる注目ポイントについては「1作目はソニックがソニックになるまでのお話だとすると、今回はソニックが自分のパワーを使いこなしているんですよね。それがソニックのパワーアップした感じでもあり、新しい仲間も増えて、本当に賑やかな旅、冒険になっているなと感じます」と自信をみなぎらせて力を込めました。
2年ぶりの共演となった中川さんに関して山寺さんは「彼のことは中学生から知っていて、その成長を見守っていた立場だったので、またこうして共演し、ドクター・ロボトニックとして戦うことができて嬉しかったです。大志がそのままソニックを演じて、僕が(別の方に)変わっていたらどうしようかと思っていた(笑)」と仲睦まじく述べました。長年担当してきている名優ジム・キャリーの吹替に関しても「とにかく、ジム・キャリーがやりたい放題やっていて、どこまでが台本でどこまでが演出かわからないんですけども。先日、俳優業を引退するという驚きのニュースが出ていましたが、これできっとやり切ったと思ったんでしょうね。大志もソニック役にエネルギーをとても使ったと言っていましたが、僕もへとへとになるくらい演じました。ソニックとの戦いが満載の本作ですが、今回、僕はジム・キャリーとの戦いでもありました(笑)ジム・キャリーに負けないように彼の一割二割増しくらいの勢いで演じたので色んなものを失ってしまったかもしれません(笑)」とジム・キャリーの怪演ぶりに全身全霊をかけて臨んだことを窺わせ、迫力のある映像の連続に期待感が高まります。
長年、テイルスを演じた広橋さんは「前回は最後のサプライズ的な役回りだったんですがまさか、今回こんなにがっつり出させていただけるとは。ソニックと共に長年冒険してきて、まさかこのような機会に恵まれるなんて、なんて幸せなんだろうと思い。ただただ、ありがたく今回吹替をやらせていただきました。」と映画版出演と、ソニックとテイルスのシーンが盛りだくさんであったことを感慨深げに語りました。
また、今作でドクター・ロボトニックと手を組み、ソニックと相まみえることとなる最強の戦士・ナックルズを演じた木村昴さんが登壇が叶わなかったことから、ビデオメッセージが到着!自身の演じたナックルズについて熱く語りつつ、登壇している山寺さんに向けて「オーハー!」とおはスタの現MCが挨拶し山寺さんが「なにやってんだ!(笑)」と会場が沸く一幕も。そして木村さんからのビデオメッセージには続きがあり、重大発表として明かされたのは、本作の主題歌をDREAMS COME TRUEが担当し、更にこの日本版主題歌をフィーチャーした特別映像も解禁というビッグサプライズ!続けてDREAMS COME TRUE 中村正人さんが登場すると会場には大きな拍手が!実は中村さんはソニックとは30年以上もの繋がりがあり、今回日本版主題歌として提供された楽曲は、30年前に「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のゲーム楽曲として書き下ろされた「UP ON THE GREEN HILL」のメロディに吉田美和さんが詩をのせたもので、この楽曲のポイントに関して、中村さんは「映像に負けないようなサウンドに仕上げ、しかも吉田が全編英語で作詩したことが大きなポイントです。」と述べ、映画の迫力を音楽にも反映させたといいます。30年以上の時を経て、ソニックと再タッグを組むこととなった中村さんは「まさに夢が叶った。30年以上前、デビューしたばかりだった頃は無名だったのですが、その頃から吉田美和の歌声を世界に届けたかった。それが今回叶い、DREAMS COME TRUE ですね!」と述べ会場を盛り上げました。
「冒険の映像と音楽を聴くと、高揚するものがありますね」と中川さんがコメントする中、ドリカム世代であり、今回の発表でテンションが上がった広橋さん、そして昨年、中村さんとは配信番組で共演した山寺さんも「これ、グラミー賞ですね!」とソニックの世界観と一体化した本主題歌に感激の様子。中村さんもまんざらでもないようで「カービィの楽曲のアレンジが今回取りましたしね!狙いたいですね!(笑)」と一緒に盛り上がり、さらに中川さんから中村さんに「僕のソニック・・・どうですか!?」と質問する場面では「ソニックと30年以上付き合いのあった“ソニックの母”としては完璧です。1000点くらいです!」と中川さんが熱演するソニックを大絶賛しました。
イベントの締めくくりには中村さんは「こういう時だからこそエンタメが大切ですし、ちょっとの間、現実を忘れてこのソニックの世界に飛び込んでいただき、そして皆さんの素晴らしい演技にご注目いただきたいですね」と述べ、最後に座長である中川さんが「2年ぶりのソニック、本当にパワーアップしています!この先ももっともっといろんな進化を遂げていくんじゃないかという可能性も沢山詰まっている続編になっているんじゃないかと思いますし、新たな仲間、DREAMS COME TRUEさんの音楽も加わり本当に賑やかな楽しい映画になっていますので、公開は少し先の夏になりますが、楽しみにしていただければと思います!」と、解禁情報が盛りだくさんの本イベントを締めくくりました。