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この度、本作及びソニックシリーズを彩る楽曲を手掛けた中村正人さんを中心に、アーティストたちが集結する1日限りの祭典、史上最強の【ソニック・サミット】を実施!SKY-HIさん、m-flo ☆Taku Takahashiさんが登壇し、中川大志さんがMC初挑戦でイベントを大いに盛り上げました!

本作の日本版主題歌を手掛け、初めてソニックがこの世界に登場したその日から30年以上ソニックのゲーム楽曲として愛され続け、長きに亘り世界的人気を誇る名曲「Green Hill Zone」を作曲した”ソニック楽曲の生みの親”であるDREAMS COME TRUE中村正人さんが登壇。さらに、その「Green Hill Zone」のメロディに歌詩をのせた日本版主題歌「UP ON THE GREEN HILL from Sonic the Hedgehog Green Hill Zone – MASADO and MIWASCO Version -」を大胆にサンプリングした本作のオフィシャルインスパイアーソング「Fly Without Wings」が本イベントにて初解禁となったSKY-HIさんと、本楽曲にプロデューサーとして参加した☆Taku Takahashiさん(m-flo, block.fm)も登場し、映画とコラボした楽曲プロモーションビデオもあわせて解禁!また、中村さんがこれまで手掛けた数々のソニックのゲーム楽曲を様々なアーティストたちがアレンジしたコンピレーションアルバム「Sonic the Hedgehog Tribute」の制作を発表!豪華アーティストたちが集結し、時代を超えて、新たな世代へ広がる【ソニック楽曲】の魅力、そしていよいよ公開が迫る映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』の注目ポイント等を語り尽くしました!

本イベントでは、なんとソニックの吹替を務める中川大志さんがMCを担うことに。MC初挑戦だという中川さんは「荷が重いですが……とにかく一生懸命、MCをしたいと思います!オンタイムで皆様帰って頂けるよう頑張ります!」と意気込みました。本作では、主人公ソニックが「本当のヒーローになりたい」という気持ちから、様々なチャレンジをしていくという展開がありますが、そんな物語の筋立てに因んで、MC初挑戦の中川さんにも、【本物のMC】になるべく、イベント中に難易度高いチャレンジが課されることに。登壇した中村さん、SKY-HIさん、☆Takuさんは、MC初挑戦で緊張気味の中川さんに「今日は大志君を助けるためにきました!」と挨拶し、これには中川さんもタジタジ。会場の笑いを誘いました。

早速、中川さんの司会進行でトークセッションがスタートし、ゲストたちに質問をすることに。日本語吹替版が完成しての感想を聞くと、中村さんは「またこの映画のファンになりましたね!大志君も山寺さんも素晴らしい、吹替版だとビジュアル、各役者さんの声の演技の良さ、全てわかりますのでこれは吹替版の方が良いかもしれませんね」とアピールしました。さらに映画の本編エンドロールに、自身の日本版主題歌が流れた際には感極まり「私は鼻水が流れました」と、中村さんなりの表現で喜びの感想を伝えました。続けてゲーム楽曲と、「DREAMS COME TRUEでの曲の制作に違いはありますか?」という中川さんからの問いには「当時、ソニック1、2の楽曲を作っている合間に、ドリカムでのアルバムを2枚作っていたので、お互いに刺激しあっている感じはありましたね。だから全く違うというわけではないんです!」と回答、意外な事実に中川さんも大きくリアクションしました。

そして質問は、SKY-HIさん、☆Takuさんにも続き、ゲームの楽曲を聞いた時の感想は?という質問には、SKY-HIさんが「骨身にしみた楽曲だったので、びっくりしましたね!これ中村さんだったんだ!と。今回、オフィシャルインスパイアーソングを制作することになった際も反芻していくうちに、段々とノスタルジックさを感じていきました」と述べました。ソニックの楽曲を中村さんが手掛けていたということを知って驚く方はいまだに多いようで、「当時はゲーム音楽を誰がやったか、クレジットを表記する習慣がなかったんですよね。だから色んな方がカバーしてくれていました」と中村さんは回顧しました。

今回、SKY-HIさんは中村さんの楽曲をもとにインスパイアーソングを作ったわけですが「浮かんだメロディやワードはありましたか?」との中川さんの質問には、「ハードルが高かったんですけど、これは一人では超えられないから、劇中でソニックがテイルスと協力していたように☆Takuさんと一緒に曲つくりましょうという話になって……それで、☆Takuさんのところで延々と映画を流しながら、作りながら見ながらで、歌詞をつくっていきましたね。曲作り始めたら早くて、楽しくてしょうがなかったですね!」とSKY-HIさんが述べ、☆Takuさんも同調しました。また、「曲作りしていて、気づいたら段々とソニックに近づいてきていましたね!あんなに楽しく曲を作ったのは久方ぶりです!」と続けるSKY-HIさんは、この日ソニックを彷彿とさせる全身青色のコーデで登壇しており、楽曲制作に際し、相当ソニックに入れ込んだ様子を窺わせました。

ここで、本作の2本のPVが公開されることになり、一つは既に先日実施した完成報告会見で解禁した、本作の日本版主題歌「UP ON THE GREEN HILL from Sonic the Hedgehog Green Hill Zone – MASADO and MIWASCO Version -」のPV、その後SKY-HIさんとm-floの☆Taku Takahashiさんが「UP ON THE GREEN HILL from Sonic the Hedgehog Green Hill Zone – MASADO and MIWASCO Version」を大胆にサンプリングしたオフィシャルインスパイア―ソング「Fly Without Wings(フライ・ウィズアウト・ウイングス」のPVを中川さんの楽曲紹介で本邦初公開!スタイリッシュなメロディに、劇中映像が合わさったクールなPVの連続に、思わず中川さんも「鳥肌立っちゃいました!カッコ良いですね!」とソニックをまさしく表現した楽曲に感嘆!SKY-HIさんと☆Takuさんも「映画を見ながら作っただけあって、ハマりが良いですよね」と満足いく出来の様子。自身の楽曲がサンプリングされ、全く新しい楽曲が生み出されたことについて中村さんは「まさに今の音楽業界の状態ですよね。30年前の楽曲がお二人によって新たにつくられ、ソニックが今の音楽の形で、世界に届いていくという感じがしましたね。」と感慨深そうにコメントしました。

「この楽曲をつくるにあたり緊張しましたか?」という質問について☆Takuさんは「緊張はしなかったですが、悩んだのは、どれくらいまでやっちゃっていいかという部分。でも逆に思いっきりガツンとやらないと中村さん嫌がるかなと思って、思いっきりやってみました!」と、述べ中村さんも「本当にこれでいいんですよ!これじゃないと。二人のスキルの高さ、音楽をリスペクトしながら異次元に昇華させるという、これが今の世界の流れですよね。」とコメントを寄せました。

次に、夏休みのこどもたちからの質問を事前に募集し、その質問に回答していくというコーナーに。「今、ヒーローはいますか?」、という質問が投げられ、また「今までのお仕事で一番緊張したことは?」という質問にはSKY-HIさんが自身が関わる「BE:FIRST」での仕事を最も緊張したものだったと回答するなどトークしました。また、「もし史上最強のパワーを手に入れたら?」という質問も投げかけられ、それぞれ三者三様のアンサーを述べました。また、登壇者はこのコーナーでは質問の最後に子供たちへのメッセージを求められ、代表して中村さんが「今は全く新しい時代なので、子供たち一人一人が一生懸命考えてほしいですね。それは決してネガティブな感じではなくて、前向きに一生懸命自分で考えて、一生懸命自分で答えてほしいということ。どうしたら、楽しく生きれるかな、どうしたらみんなを助けられるかな、とか考えながら毎日を精一杯、時にはサボりながら過ごしてほしいと思います」と、変化の大きい今を生きる子供たちへエールを贈りました。

場も温まってきたところで、ここで何やらソニックが伝えたいことがあるようなそぶりを見せ、もう一つ重大発表がある様子。そうして更なるサプライズとして中村さんの口から発表されたのは、中村さんが作曲したソニックのSound Trackに含まれる楽曲たちを多彩なアーティストがカバーしたトリビュートアルバム「Sonic the Hedgehog Tribute」!併せてトレイラーも公開され、新たな解禁に会場は色めき立ちました。

イベントも終盤に差し掛かったところで、実は中川さんがMCに挑戦するにあたり、いくつかのチャレンジを実施していたことが明らかに。あらかじめ指定していたキーワードを、登壇ゲストから引き出す、というもの楽曲PVを紹介する際にソニック(ソ“ニック”= 29)に因み29秒で紹介テキストを言う、という挑戦をしつつ、更にゲスト史上最強の笑顔を引き出す、という3つのミッションが課されていました。この高難易度な司会進行を難なくこなした中川さんに、中村さん、SKY-HIさん、☆Takuさんは「MC大志!」と称賛の声を贈った。また、初MCを終えて中川さんは「本当にいつもMCをしてくださってる皆様に感謝しなければいけないなと(笑)すごく難しかったです…もうちょっとやりたくないです(笑)もっと楽しみたかったんですけど、ドキドキしすぎてしまって。」と慣れないMCにタジタジの様子でしたが、無事、アーティスト大集合の本イベントは終了しました。